〇第37回日本整形外科学会基礎学術集会 2022年10月14日 宮崎
「自家培養軟骨移植術の課題解決に向けて−移植後の経時的MRI画像評価と採取組織の検討」
講師:赤木龍一郎
この度、2022年10月13日〜14日の期間に宮崎で開催された第37回日本整形外科学会基礎学術集会において、「自家培養軟骨移植術の課題解決に向けて-移植後の経時的MRI画像評価と採取組織の検討」というタイトルで教育研修講演を行いました。
大きな関節軟骨損傷に対して、もとの関節軟骨と近い組織で欠損部を修復・再生することのできる唯一の治療が自家培養軟骨移植術です。
この治療は2013年に保険収載されてから良好な治療成績が報告されていますが、まだ解決すべき問題点がない訳ではありません。
本講演では、これまで軟骨損傷治療のさらなる改善と成績向上に向けて様々な研究を行ってきた経験を踏まえて自家培養軟骨移植術の現状と今後について解説し今後の展望を紹介しました。
おゆみの中央病院 膝関節・スポーツ医学センターは千葉県における自家培養軟骨移植術に関する多施設共同研究の事務局も務め、軟骨損傷の治療に力を入れています。
膝の腫れや痛みといった症状が続いてお困りの方はぜひご相談ください。
医療法人社団淳英会 おゆみの中央病院
膝関節・スポーツ医学センター長
整形外科部長
赤木 龍一郎